漫画

途中でグダった漫画・アニメは何故失速したのか考察してみた

Twitterで「途中で失速した漫画を分析すれば面白さとは何か、それを維持するにはどうすれば良いのか、が分かるんじゃね?」といったような内容のつぶやきを見かけました。

そこで具体的に挙げられた作品のほとんどはちゃんと観たことなかったのですが、思い当たる作品もいくつか当たったので、この記事で考察していきたいと思います。

ただ僕有名な作品はほとんど知らないので、偏った考察になるかもしれないです。
そして色々な漫画が出てきますが、これらの漫画を下げる目的で書いているわけではありません。ご理解ください。

例に出す漫画・アニメ(ネタバレ注意)

  • バキシリーズ
  • テラフォーマーズ
  • ファイヤパンチ
  • チェンソーマン
  • ハンターハンター
  • けものフレンズ1期と2
  • 100日後に死ぬワニ
  • 進撃の巨人

単純に展開が遅くなった

長期連載したシリーズにありがちだと思います。カイジとか刃牙道とか。

これまでなら数話で終わってた話を、過去の振り返りだったり余計なギャグパートを挟んだりと伸ばした結果、文字通りグダります。

まぁ展開が遅くても連載が続けられている漫画って、過去の功績がある漫画家が書いているでしょうから、グダったところで作家生命が危うくはならないのかもしれません。

途中で結論が出てしまった

途中で宿敵を倒してしまったり、物語の結論が描かれてしまうと、その後の展開がグダってしまいます。

バギ死刑囚編は、ドリアンで「敗北を知りたい」の意味と結末があらかた出てしまって、残った3人の死刑囚は消化試合になってしまいました。

ファイアパンチも、途中で宿敵を倒してしまった後は主人公に物語を動かすような動機が残っておらず、ただ襲ってくる敵を倒すだけの漫画になってしまいました。読んでる時は面白かったんですけどね、振り返ったら5巻以降ベストシーンが思い浮かびません。
チェンソーマンも銃の悪魔との決着が早く着いた場合に失速する可能性があって怖いですね。(7巻読後時点)

一方でハンターハンターはゴンが父親と出会えた後も面白く続いています。結末に進む過程で生まれた伏線ややり残したことが大きいと、その後の展開も飽きさせないものになるのかもしれません。ハンターハンターではクラピカが旅団を倒す目的がまだ残っていて、それ1つで物語が生まれる厚みがあるのでグダらないのでしょう。

けものフレンズがもし「かばんちゃんが人間」という結論のために12話を使ったとすればグダグダのクソアニメだったでしょう。視聴者としては「知ってるよ!」って感じです。また、7話で人間だったことが分かったとして、そのあと「人類はどこへ行ったのか?」みたいな謎がなかったとすれば、7話以降がグダグダになってそれもそれでクソです。
分かりやすいゴールを提示しておいて、そこにゴールしたと同時に新しいゴールが誕生すると、グダグダにならないのかもしれません。
(けもフレ2は「どうせ家は無いけどココが家だENDだろ」と思ってたら本当に12話で「家は無いけどみんながいるココが家だ!」をやりました。勿論過程はグダグダです。)

100日後に死ぬワニが100日後にグダったのは、商品展開が露骨すぎたのもありますが、「ワニが死ぬ」という分かりきった結論以上のものが出なかったのも原因にあると思います。100日後から始まる物語が用意されていたり、現実で作者のサクセスストーリーが展開されるのを期待していた読者も多かったのでは無いかという考察です。結局どちらも無くて炎上して終わりましたが。

作品の良さが消える

例えばテラフォーマーズは主要人物が突然死ぬことで注目を集めましたが、途中からそれが無くなりました。

刃牙も、「どっちが勝つ!?」ってハラハラが連載が経つにつれて「こいつがここで負けるわけ無いじゃん」が増えてイマイチなものになりました。

バトル漫画だと「どっちかが負ける」わけですが、連載が長引くと大体どっちが勝つか読者が予想できるようになって、それが予想通りでも、奇をてらってもグダグダになる印象があります。

まぁでも読者が捉えた良さを作者がキャッチして維持し続けるのは難しそうですね。

作者が読者の裏をかこうとしすぎる

書いてる途中で気づきました。
刃牙もテラフォーマーズもなんとなく作者が露骨に読者の予想を覆そうとして失速したよなぁと。

これ以上具体的な例が出てこないのですが、本編を犠牲にして読者に対抗しようとすると萎えますよね。別に予想通りでも名シーンや名ゼリフがあれば盛り上がると思うのですが、どうなのでしょう。

あとコレは僕の偏見ですが、作者が読者の裏をかこうとするとキャラの顔がにやけたりドヤ顔なっていくので分かりやすいです。

人類が内ゲバを始める

対異生物がウリの漫画で、途中から「人類VS人類」が始まると失速しますよね。

僕が知ってる作品だとテラフォーマーズしかありませんが、進撃の巨人もそんな感じらしいです。巨人が失速したのかは知りませんが。

若干内容が「作品の良さが無くなる」と被ってますが、「人類VS人類」は別の作品でも観られるので、せっかく異生物がいるのなら、ずっとソイツと戦って欲しいですよね。

まとめ

本当はもっとあるはずだけど今思いつくのはコレだけ・・・!

「次に出るボスキャラが強いけど魅力的じゃない」問題も触れたいですが、そういう作品をまだ読んだことが無いみたいで、具体例が思い浮かびませんでした。ジャンプ漫画を読まなければ・・・。

何か発見があれば加筆します。

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