小説

物語シリーズ26巻目『余物語』を読んだ感想

「余物語」を読みました。
物語シリーズは一応全部読んでて、今のところこれが最新刊です。初めてブログで取り上げるのが26巻目という・・・

今回は児童虐待をしているという教授の家に行く話でした。そこには赤ちゃんの人形しか無く、その後は教授もその夫も行方不明になって「どんどん消えるやん!」て思いました。手がかりが掴めないよ~

どう話しのオチがつくか不安でしたが、流石西尾維新先生でしたね。
この、話が2,3転して着地する感じのストーリーが好きです。
今回は20歳の赤ちゃんが自殺のために父親に自分を殺すよう頼んだのかと思いきや、実は刃物を手に入れるためにそうした頼んだというのが衝撃ポイントでお気に入りですね。この話から母親が逃亡した理由や部屋のナイフの意味が変わってくるのが読んでいて面白い場所です。

一方、モンスターシーズンになってからというもの、人間サイドもヤバくなっているのが気になります。狂気がインフレしてますよね?w
怪異より人間の方が恐ろしいと言うか・・・
いや、これまでも人間の方が恐ろしかったかもしれませんが、母親がカルトにハマったとか2回連れ子になって本当の親がいなくなった、ってのはまだ現実世界にもありえる話ですが、「執着を捨てて欲しくて子供に自殺を勧める親」とか「成長してほしくないから檻で赤ちゃんのまま20年育てる親」とかは常軌を逸してますよね。
スイスが親殺しの20歳の赤ちゃんの存在を隠し続け、その赤ちゃんが成長して日本に侵入しているって、阿良々木たちの住む世界もとんでもない世界だったんですねぇ。(まぁ吸血鬼が国を滅ぼしてたりもするんだけど、それは昔の話だし・・・)

最終的には羽川が世界中から命を狙われる大物になるし、暦の周りにも怪異絡みの人物が増えているので、モンスターシーズンで化物語の世界の裏側みたいなものが少しずつ明かされていくのでしょうね。
日常に潜む怪異から世界に蔓延る怪異に対象が移っていくのでしょうか。
すると暦物語にあったようなちょっとした怪談話を集めてた時期が懐かしくなりますね。あの日常感はそれはそれで好きでした。

次は扇物語ということで、忍野扇について触れられるのでしょうか。性別が不明のままですし。余物語でもそれが少し触れられていたので、次でハッキリするといいなって思います。

後は専門家の貝木泥舟と忍野メメの胴体への呪いが何なのかも気になりますね。貝木泥舟の呪いは見当もつきませんが、忍野メメは一生アロハシャツしか着られない呪いだと信じています。

忍物語を呼んだ後物語シリーズはしばらく触れてなかったのですが、余物語が出てからもう1年経ってるんですね。「そんなに期間開くんだ?」と調べたらモンスターシーズンは1年に1冊ずつしか出てないんですね。発売時期を見る限りそろそろ出てきて欲しいですね。

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